ネーザルハイフロー(NHF)
WHOのガイドラインでは、鼻カニューレまたはプロングによる酸素療法は忍容度がより高いため、小児に対する酸素供給方法として好ましく、また低酸素血症性呼吸不全の特定の患者には、NHFの使用を検討すべきであることを示唆しています。NHFを受けている全ての患者は、臨床的悪化について細やかなモニタリングが必要です1。
今回のパンデミック期にNHFを介して供給される流量の低減を検討する医療機関は、治療効果に悪影響を及ぼす可能性があることに注意してください。現在、流量の低減が医療従事者に対するリスクを削減することを示唆する証拠はありません。適切な隔離と空中に浮遊したウイルスを吸い込まないために個人防護具といった予防策による対応は(流量にかかわらず)推奨されています。この対策を講じることにより、治療効果を最大化するため、適切な流量を供給することが推奨されます。
エアロゾルの分散に関するデータは、ネーザルハイフロー療法COVID-19情報をご参照ください。
Fisher & Paykel(F&P)Healthcare製の小児用ネーザルハイフロー製品#
- Optiflow™ Junior、Optiflow Junior 2、ネーザルハイフローインターフェース、F&P製の高流量回路と関連する付属品は単一患者専用です。