CPAP療法は、自発呼吸する患者さんのための非侵襲的な呼吸補助として、確立された方法です。
ランダム化比較試験およびシステマティックレビューにより、RSDがある未熟または低体重の新生児に対し、初期および抜管後の呼吸補助としてのCPAP使用が、この症状の急性期および回復期の療法において評価されました。 3,5,6
未熟な新生児に最もよく見られる呼吸状態がRDSであり、1970年代からCPAPが用いられてきました。18,19 ランダム化比較試験およびシステマティックレビューを含むいくつかの研究では、RDSを患う早産の新生児と小児患者のための呼吸補助としてCPAPの使用が評価されています。この研究では、CPAPがRDSがある新生児の呼吸補助として効果的な方法であると示されています。3,13,20-22
CPAP療法では、呼吸サイクルを通して持続的に圧を保ちながら、加温加湿された酸素と空気の混合ガスを供給します。 自然な保護メカニズムをサポートし、気道粘膜と粘膜線毛運動機能を維持し、エネルギーを成長と発達にまわせるように温存するという観点から、CPAP治療を行う際の加温加湿ガスは重要な要素です。23,24